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The video discusses the future of the solar system in 5 billion years. It explains that the Sun will eventually run out of fuel and lose its brightness. The video also mentions the birth and growth of stars, the possibility of other habitable planets, and the collision of our Milky Way galaxy with the Andromeda galaxy. It concludes by saying that while we won't witness these events, the universe will continue to evolve and create new wonders. こんにちはさやです 今回は50億年後の太陽系の未来 をご紹介します 太陽系は太陽を中心に回る星々 のグループもちろん私たちの地球 もその中に含まれています これから50億年の間に太陽系は 今とは大きくその姿を変えていきます まずは太陽系の中心太陽について 見ていきましょう 今からおよそ50億年後 太陽は今のように光り輝いてはいない と言われています 太陽が光り輝くのは星の中心部 で核融合反応という現象が起きている からその時に生まれる大量のエネルギー が光となり私たちの目に届くのです 太陽が安心して輝くことができる のは核融合反応に必要な燃料である 水素が太陽の中心部に十分ある からですでもこの水素がすべて 燃え尽きてしまえば太陽はゆっくり と輝きを失い静かにその生涯を 終えていくのです 46億年前に生まれた太陽は誕生して からしばらく経った後に内部で 核融合反応が始まり自ら光るよう になりましたここで少し生まれた ばかりの太陽を観察しに46億年前 にタイムスリップしてみましょう 太陽は生まれる前の宇宙そこには すでに自らの力で光り輝く星々 が存在していましたこうした光 を放つ星たちは光星と呼ばれています この広大な宇宙で無数の光星たち が生まれては消えそしてまた生まれて は宇宙の塵に戻ることを繰り返 していましたこれらの光星は宇宙 空間に漂っているガスや塵が 集まってできる小さな塊から始まり ますそんな小さな星の赤ちゃん にさらに塵が集まり時には他の 小さな星とぶっかって合体しだん だんと大きなサイズの星になって いきますある一定の大きさになった 星は内部で核融合反応が起きる ようになり光星へと成長を遂げる のですこのような光星の誕生と 成長の過程は現在も宇宙のあちこち で繰り返されています例えばここ に示す画像はngc2035という無数 の光星たちが形成する領域を特殊 な望遠鏡で撮影したものですこの 画像の右側の雲のような部分が それですそこでは新たに生まれ つつある赤い星々がガラスと塵 の雲を形成し刻一刻とその姿を 変えていく様子が捉えられています このようにして生まれた太陽よりも 前に誕生した小さな光星たちの 命はとても短いものでしたそれら の星は生まれてから数百万年の うちに大爆発を起こして再び宇宙 の塵へと戻ってしまいました先 ほどの画像の左側のこの部分この 少し赤い模様がかかったような 部分は一度生まれた光星たちが 宇宙の塵に戻ってしまったことを 表していますこのようにして再び 宇宙の塵となってしまったかつて の光星は宇宙空間に漂いながら 年月を重ねまた少しずつ集まって ついに太陽が誕生したのですでは 次に太陽の寿命について見ていき ましょう 太陽はまず誕生してからおよそ 一億年後に内部で核融合反応が 始まりましたこの核融合反応で 内部の水素が燃え尽きるまでは およそ百億年かかると言われて いますつまり太陽が安定して光 輝くことができるのは百億年の 間だけということしかし太陽の 核融合反応が始まってから現時点 でもうすでに四十五億年が経って いますということは太陽が今の ように輝くことができるのはあと 五十億年ほどしかないということ になります太陽が寿命を迎える まで今まさに折り返し地点に差し かかっているのですあと五十億 年ほどしか輝き続けることができない 太陽ただどうやらこのままずっと 今と全く同じように輝き続ける ことは難しく徐々に変化していく ようです少し詳しく見ていきましょう 一般的に星の一周には安定した 気感と不安定な気感があります その中で現在の太陽は膨張と収縮 の力のバランスが保たれている 安定した状態この状態のことを 主系歴制の段階といいます太陽 のような光星は重力を持っている ため中心に向かって収縮しよう とする力が働いています一方 光星の内部で核融合反応が起こる とその熱によってガスが膨張し 外側に向かって膨らもうとする 力も働いているのですこの収縮 と膨張がちょうど同じくらいの 力で釣り合うとき光星のエネルギー のバランスが保たれ主系歴制 という安定した段階が続くのです しかし中心部の水素が燃え尽き 収縮と膨張の力のバランスが崩れる と光星はその役割を負え星として 最後の段階へと向かっていきます バランスが崩れるまでの50億年 の間に太陽にはもう一つ大きな 変化が起こります だんだんと光の強さを増し今より ももっと眩しく輝くようになる のです実は太陽の明るさの変化 は今に始まったことではありません 45億年前と比べておよそ30%も明る くなっているんですよこれは太陽 の中で起こっている核融合反応 がだんだんと強さを増している から内部の水素が燃えるほど中心 に向かって強い収縮力が生まれ 温度が上がっていきます温度が 上がればさらに内部の反応が強 くなりますそうして温度の上昇 と熱の密度が増すことによりさらに 反応が促進されより強い光を放 つようになるのですその結果太陽 が寿命を迎える50億年後の未来 には現在の2倍の明るさになっている と言われていますこれは太陽が 二つ並んで輝いているのと同じ 状態眩しすぎて目も開けていられ なさそうですねまたこの頃には 炎から発せられる熱も強くなり 想像を超えるほどの熱波が地球 を襲うと言いますその温度は地球 上の水がすべて沸騰して蒸発して しまうほどの温度そうなれば地球 はもう生物が住める環境ではありません おそらく地球上のすべての生物 は絶滅するのではないかと言われて いますこうして安定した主系列星 の段階を終える太陽次は赤色巨星 という天体に変化します 赤色巨星とは役割を負えた行星 が姿を変え大きく膨らんでいく 段階膨らむにつれて正面の温度 は少しずつ下がります温度が下がる ことで外からは赤く見えることから 赤色巨星という名前が付けられました 赤色巨星になると太陽はだんだん 膨張し50億年後には今と比べて 170倍もの大きさになりますその 大きさは彗星や金星の軌道にまで 達するほどつまり彗星や金星は 膨張する太陽に産み込まれてしまう のです太陽の持つ熱に焼かれ星 は蒸発してしまうと考えられています そして今からおよそ75億年後太陽 は最終的に200倍から800倍にまで膨張 その大きさは太陽から3番目に近い 惑星私たちの地球の位置まで到達 するほどだといいますこの時地球 はどうなってしまうのでしょうか 実は現時点ではまだはっきりとした 予測は立っていません太陽がこれ ほど巨大になった時地球は太陽 に飲み込まれてしまうとも弱まった 太陽の重力によって今よりも外 側に遠ざかるとも言われています 太陽の重力が弱まるのは太陽が 赤色巨星の段階に入る際に質量 が宇宙空間に放出されるためです 太陽の重力が弱まることでそれまで 太陽の引力によって捉えられて いた地球や火星木星土星が現在の 軌道から外側に押し出す太陽から 遠ざかる可能性があると考えられて います驚くほど大きく膨張した 太陽によって太陽系の惑星には もう一つ大きな変化がもたらされます この変化とはハビタブルゾーン が変わることです ハビタブルゾーンとは日本語で 生存可能領域とも呼ばれ大気圧 が十分にあり液体の水が星の表面 に存在する領域のことです このハビタブルゾーンに位置する 星には生命が存在してもおかしくない 環境が備わっています現在太陽系 の中でハビタブルゾーンにある 星は地球以外には発見されていません しかし太陽が膨張し今よりも強い 光や熱を発するようになると地球 が生命の住める星ではなくなる 代わりに地球よりも外側にある 星がハビタブルゾーンに入る可能性 があるので例えば土星の衛星である タイタン現在のタイタンはマイナス 179度という超低温の地上に液体 のメタンやエタンが流れる過酷な 環境の星です太陽系で地球以外 に唯一安定した液体がある星として 生命が存在するのではないかと 言われているタイタンその大地 の一部には凍った水が存在しています 太陽が膨張すると太陽の熱によって タイタンの気温がだんだん上がり ますそして現在の地球と同じくらい の気温になりますつまり液体の 水が存在し生命が生息すること のできる気温になるのではない かと予測されているのですこう して放つ光も倍になり強い熱を 発しながら太陽は限界までどん どんと膨らんでいきますそして 次には表面にあるガスや物質を 宇宙空間へ噴出し惑星上星雲に 変化しますそれはまるで宇宙空間 に浮かんだ雲のような光景この時 太陽の中心から放出される赤外線 によって照らされた雲は私たち の目には緑色に輝いて見えると 言いますガスの噴出はおよそ50万 年に渡って続きそのガスが晴れる と太陽の中心部分だけが宇宙 に取り残されたように浮かび上が ります太陽は白く淡い光を放つ 白色外星になるのです白色外星 になった太陽はこの後何兆年も かけてゆっくりと冷えていちつい 熱を失った黒色外星に変化します これが太陽の最後の姿太陽は黒色 外星としてこの後の長い長い時間 を宇宙に漂い続けると言われて いますここまで太陽がその役割 を終えるまでの様子をご紹介して きましたが実は太陽がその生涯 を終える少し前もう一つの大事件 が起こることが予想されています ここで視点を太陽系よりももっと 広い範囲に広げてみましょうこの 図で左側にあるものが私たちの 太陽系がある天の川銀河ですそして この天の川銀河の右下あたりに 大きな銀河が見えます実はこの 銀河現在も猛烈な速さで私たちの 天の川銀河に近づいてきている のですそして今から40億年後つい には私たちの天の川銀河にこの 銀河が突っ込んでき大衝突を起 こすというのですその銀河の名は アンドロメダ銀河地球からおよそ 250万光年の距離にある巨大な銀河 ですその大きさは天の川銀河の 約2倍こんなに大きな銀河ですが 今この瞬間も天の川銀河に向く って接近しているのですしかも 秒速122kmという考えられないスピード でこんなに巨大な銀河がぶつかって きたら我々の銀河はどうなって しまうのでしょうか考えただけでも 恐ろしいことなのですが銀河同士 の衝突はこの宇宙において実は そんなに珍しいことではありません 宇宙が誕生して以来比較的近い 位置にある銀河同士が衝突し 合体してさらに大きな銀河に成長 していくことは何度も起こって います実際私たちの天の川銀河 も100億年前には別の銀河と衝突 しているのですまた我々のいる 天の川銀河に向かっているアンドロメダ 銀河も少なくとも過去に1回は別の 銀河との衝突を経験しています 宇宙という広大な地方ではある 意味でありふれた出来事である 銀河の衝突それがおよそ40億年 後に再び起ころうとしているの ですでも銀河と銀河がぶつかる と聞いてもイメージが湧きません よね一体どうなるのでしょう星と 星がぶつかり合い大爆発を起こ すようなイメージを持つ方もいる かもしれませんねもしそんなこと になったらこの世の終わりのような かなり怖い世界ですよねでも大丈夫 実際にはそんなことにはなりません と言うのもそれぞれの銀河の中の 星々は非常に広い間隔を空けて スカスカに散らばっている状態 銀河が衝突すると言っても星と 星は互いの間をすり抜けるように して交差するためぶつかって大爆発 というようなことは起こりません ただ星と星が交差するときある 興味深い現象が起こりますそれは 天の川銀河とアンドロメダ銀河 がそれぞれに持っていた青函ガス が圧縮されるのです密度がぐっと 高くなる二つの銀河の青函ガス 青函ガスの密度が高くなるとその 中で新しい星が大量に誕生し二つ の銀河に属する星が爆発的に増える と予測されていますそして一度 すり抜けて通り過ぎたり新しく できたりした星たちが互いの重力 によって再び引き合い一つの大きな 銀河へと合体していくのです 二つの銀河が合体するとき一体 どんな光景が広がるのでしょうか 私たちは天の川銀河とアンドロメダ 銀河の衝突を見ることはできません これ今まさに衝突を始めている 別の銀河の様子を参考に見てみ ましょうこれは地球から遥か6000光年 先の場所ngc4567とngc4568と呼ばれる 二つの銀河が衝突している様子 です端から少しずつ打たなり合う 二つの銀河なんて重大で幻想的な 姿なんでしょうこの美しい景色 の中に星々は交差しそして新しい 星が生まれ一つの大きな銀河になって いくのですでは我々の太陽系は どうなっていくのでしょうか銀河 は合体するのですが交わった二つの 銀河の重力の影響で元々存在した 銀河の形は崩れ歪みが生じます 私たちの太陽系は元々天の川銀河 の端の方に位置していますしかし アンドロメダ銀河との衝突の影響 で重力の軌道が変わり太陽系は 天の川銀河の中で今までよりも もっと外側に弾き飛ばされると 考えられているので衝突した二つ の銀河はその後ゆっくりと時間 をかけて一つの銀河になっていきます つまり太陽がその役割を終えた 後この宇宙に大きな銀河がまた 一つ完成するのですそんな壮大な イベントを前に私たちの太陽は 最後の時に向かって今この瞬間 もゆっくりと歩みを進めています 50億年後の太陽はその明るさも その大きさも今とは全く違う姿 その太陽に焼き尽くされ地球の 生命も絶滅するでしょうそれと 同時にアンドロメダ銀河と一つ に融合している天の川銀河私たち 人類はその瞬間を決して見ることが できませんそれでも宇宙は輝き 続け今とは違う宇宙の姿を作り 出していきますではきっと今にも 増して神奇的で美しい姿そんな 姿を思い描きながら今回の旅は おしまいにしましょういかがだった でしょうかこの動画が気に入って 頂けましたらチャンネル登録と 高評価ボタンをお願いしますたくさん のコメントもお待ちしております ので感想をぜひ聞かせてください ねそれではまた次回の動画でお会い しましょう